自分でも運勢カレンダーを販売しているので、そのカレンダーには吉日を入れているのですが、意外と知らない吉日もあると思いますので代表的なものをご紹介します。
★一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)
「一粒万倍」とは、一粒の小さな籾(もみ)であっても、成長をして万倍にも実る見事な稲穂になるという意味。
始めたことが何倍にも膨らむと言われており、新しい物事をスタートさせるには最適な開運日と言われています。
≪一粒万倍日に良いとされる物事≫
- 開業
- 新たなビジネス、プロジェクト
- 結婚
- 出生届
- 銀行の口座開設
- 接待
- 出資
- 引越し
- 習い事を始める
- 宝くじの購入
- お財布の購入
※一粒万倍日に避けるべきこと:お金を借りること。
借金が膨れ上がってしまう、良い事だけではなく悪いことも大きくなってしまうので注意
★天赦日(てんしゃび)
天がすべての罪を赦(ゆる)すという最上の吉日。何に関しても良い開運日。年に数回しかない大変貴重な日とされています。
≪天赦日に良いとされる物事≫
- 開業
- 新たなビジネス、プロジェクト
- 結婚
- 出生届
- 銀行の口座開設
- 接待
- 出資
- 引越し
- 習い事を始める
- 宝くじを買う
- お財布の購入
★寅の日(とらのひ)
寅の日は金運が高まる吉日として人気のがあります。
寅は古来より「千里を行って千里を帰る」ことが出来ると言われており、この日に旅行に出かければ安全に帰ってこれるとも言われています。
このことから、ゲン担ぎとして寅の日に財布を買えば出ていったお金を呼び戻してくれると伝えられるようになったのです。
≪寅の日に良いとされる物事≫
- 旅行
- お金にまつわること(財布の新調、宝くじの購入)
※寅の日に避けるべきこと:結婚、葬儀。
どちらも元の家に戻ってしまうという意味合いになる
★巳の日(みのひ)
「巳の日」の巳は、蛇を表していて、蛇使いの神様と言われ、一説には蛇の化身とも言われている、弁財天という神様と縁の深い日とされています。この、弁財天という神様は七福神の中で、金運にご利益のある神様です。そのため「巳の日」に、お金にまつわるお願い事をすると、蛇が使いとなって弁財天に届けてくれると言われています。
≪巳の日に良いとされる物事≫
- お金にまつわること(お財布の購入、宝くじの購入)
- 弁財天を祀っている神社へお参り
※巳の日に避けるべきこと:結婚、婚約。
弁財天様は七福神の中で唯一、女神ということもあり、実は嫉妬深い神様だと言われているのです。一見とても良い日に思えるのですが、男女の幸せにまつわることは、「巳の日」は避けておいたほうが無難です。
★己巳の日(つちのとみのひ)
「己」は五行でいうと「土」にあたるのですが、土の中から鉱物が出てくるように、「土」から「金」が生まれると考えられているのです。このことから、「己」は「巳の日」のパワーをさらに強めてくれると考えることができます。
「己巳の日」を選ぶと良いこと、そして避けるべきことは、「巳の日」と同じですが、「己巳の日」は60日に1回しかない、貴重な吉日でもあります。なので「巳の日」よりも強力な金運を望むときには、「己巳の日」を選ぶのが良いでしょう。
★大明日(だいみょうにち)
天と地の道が開け、隅々まで太陽の光が照らされる日という意味があります。全てに太陽の恵みが授けられるわけですから、最高開運日だと考えられています。
≪大明日に良いとされる物事≫
- 結婚
- 入籍
- 旅行
- 引っ越し
★母倉日(ぼそうにち)
「母倉日」は天が人を慈しむ日と言われており、吉日とされています。「まるで母親のように人と慈しむ」ということから、母親になる前段階である、結婚にまつわることに最適な日だと言われているのです。また、住まいは結婚に関わることから、引っ越しや家を建てることにも最適です。
≪母倉日に良いとされる物事≫
- 入籍
- 結婚式
- 引越し
- 家の新築
※避けるべきことはありません。「母倉日」の場合は、「仏滅」や「赤口」などの凶日が重なったとしても、凶を打ち消すことができると言われ、問題がないとされています。
これは吉日ではないのですが・・・
★不成就日(ふじょうじゅび)
「不成就日」は「何事も成就しない」日と言われています。悪い結果だけを招くとも言われているので、何かを始めることは避けたほうが良い日です。
- 結婚
- 入籍
- 子どもの命名
- 開店
- 引っ越し
- 契約ごと
- 納車
- 宝くじの購入
などの全てのことを避けておいたほうが良い日なのです。この日は、大きな行動を起こしたり決断しない方が良いでしょう。
全部ご存じでしたか?